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彗星祭り。中休み①

アイソン彗星は薄明に埋もれていくのと同時に、なんとなく彗星フィーバーも一息ついた感があります。12月から早速始まる「第二レグ」に備えて、昨日はロケハンと、撮影システムの見直しを行いました。
 
事実上、アイソン彗星を迎える事前の最後のロケハンは、自宅から一時間圏内の某所。
 

標高は2000m近く、付近はご覧のとおり雪が20センチくらい積もっていました。彗星観測のため、早めにスタッドレスに履き替えておいてよかったです。あまり車の出入りもないらしく、新雪のようにサラサラで。前シーズンまで乗っていた フィット だと完全にハマっていたでしょう。しかし、そこはこの春から新しい相棒となったスバル「フォレスター」。深雪でも力強い馬力でグイグイ走っていきます。
 
目的地は北から東南まで視界が開けた絶好の場所でした。標高も高いので低層雲に悩まされることもないでしょうし、市街地からも遠いので光害の影響も少ないと思います。なにしろ自宅から一時間なので、平日でも出撃できます。最後の最後によい場所を見つけました。あまり駐車スペースが無いので、申し訳ありませんが場所は秘密ですm(_ _)m。
 
次に撮影システムの見直し。
 

あくまでアイソン彗星が「大彗星」になるとの見通しで組んだシステムです。
 
撮影光学系:タカハシ FS60CB + RDC0.73×(255mm/F4.2) + ニコンD7000
                 タムロン ED Aspherical 25-70 + キャノンEOS60Da
架台:ペンタックス MS-3n + ビクセン SXG-AL130三脚
 
様々な場所にゲリラ的に機材を設置する可能性があるので、軽量。コンパクト。設置しやすく撤収しやすいシステムを汲んでみました。赤道後は組み立てたまま車に乗せておけます。大彗星で明るい(ハズ)なので、自動導入は不要。そうなると手動で導入するほうが圧倒的に早い。またカメラの構図も決めやすいのでは・・・と思い、MS-3nを選びました。ウェイトも三基光学のウエイトレスバンドを使い。荷物全体の軽量化を図りました。カメラレンズには約20年前に、当時S社から購入したラバーヒーターを巻いています。シャッターチャンスが限られるので、夜露で泣きたくありません。きちんと暖かくなってると思うのですが、EDガラスなどにも影響がないほど微妙な温度設定なので、一抹の不安が・・・。新しいのを一本購入することとします。
 

しかし・・・ペンタックス MS-3nは美しい赤道義ですね。見惚れてしまいます。
 
ところで、一週間前ほどから話題になっていますが、「ネフスキー彗星」(C/2013 V3)という新彗星が増光してるようです。ここにきてアマチュアでも捉えられる比較的明るい彗星は頻出しています。ここでふと、一年くらい前の月刊「天文ガイド」。軌道計算の大家。中野主一さんが書かれていた記事を思い出しました。正確な記述は思い出せないのですが、内容的には・・・
 
これから数年のうちに、惑星の配置によって太陽系の重力中心が太陽から木星側に大きくズレ(太陽の本体から出て)て、その重力が彗星の巣と言われる「オールトの雲」を刺激して、どんどん彗星が太陽に向かって降ってくる時期になるそうです。1950年代後半から70年代にかけて、大型の彗星が数年おきに頻発したのと同じような状況が、あと数年(5~6年後)のうちに訪れる・・・・
 
というような内容でした。考えてみると07年マックノート彗星。11年ラブジョイ彗星。今年春のパンスターズ彗星と。比較的大型の彗星は2~3年おきくらいに現れてるんですよね。
 
文字通り
 
大彗星祭り!!
 
の前触れでしょうか・・・。そう願いたいですね。
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コメント

No title

MS-3nが活躍しているようで同じユーザーとしてとても嬉しいです。
車からおろして1分でセット完了という機動性は、時間に余裕のない彗星観察には最適だと思います。
こもロハスさんはビクセンの三脚に載せているんですね。

No title

フィガロさん

はい。片手でヒョイって持てるのでいいですよね。ものすごく良くできてる赤道義で、ガタが微塵もなく、クランプの効きもシャープです。こういうところはスゴイです。さすがペンタックス。

設置しやすさを考慮しと、将来的に海外製の丈夫で軽い木製三脚を付けようと思いまして。アダプターを特注いたしました。そのほうがMS-3nの美しさを際立たせることが出来ると思いまして。そんな気持ちにさせてくれる天文機材はそう多くはありませんね。

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