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ようやく出ましたね。

ビクセンが、今年の初夏あたりから予告していた新型屈折系アストログラフ。
 
VSD100F3.8
 
がようやく発売になりました。
 

 
自分のブログにも広告が掲載された際に書かせていただきました。
 
 
 
11月29日発売ということで、ぎりぎりアイソン彗星に間に合った形ですが、発売タイミングが遅きに失した感じは否めません。アイソン彗星に向けて新しい光学系を探していた方々は、一般アマチュアがその姿を捉えられるようになる9月には、同じ光学系での追跡観測をしたかっただろうし。最盛期はチャンスを逃さないように使い方にも慣れていたかっただろうし・・・。
 
ここまで発売が押してしまったのは、その高スペックによるが故の「販売価格」について、社内で相当揉めたのではないかと思います。巷では100万を超えるのでは?!という声もあったり。基本性能が口径で決まる「天体望遠鏡」という範疇で、口径がたったの10センチの天体望遠鏡にそんな大金をはたく人がいるのか。そこに来てライバル。タカハシが8月に先を切って「イプシロン130D」。反射系アストログラフを20万円台で発売。コストパフォーマンス的には反射系には到底かなわないわけで・・・。これはビクセンにとっては相当
 
誤算・・・
 
だったと思います。
 
しかし、初夏から派手に予告広告を打ってる手前、引くに引けない。それがこのタイミングになったのでは・・・と。
 
しかしながらそのお値段にはビックリ!です。
 
定価 651、000円 !!!
 
いや~、お高い!!撮影派の方々からは、近いスペックのカメラレンズのほうがいいとの声も聞きますが、単純に10センチアポとして考えてもヒジョーに。破格に高い!!
 
すくなくとも競合機種として挙げられる、タカハシのFSQ106EDと同等くらいかと思っていたし、多くの方がそれを期待していたと思います。もちろん、いまの自分には買えないし、購入意欲も湧きません。・・・というのも
 
ビクセンらしさが無い
 
んですよね。良くも悪くもビクセンに天文ファンが期待しているのは、「コストパフォーマンス」の高さだと思います。比較的手ごろな価格ながら、その価格から想像するより高い性能を示す製品がたくさんあったから、いまのビクセンは支持を受けてると思うんです。
 
それと、自分はビクセンの赤道義の最上位機種。AXDを使用してるわけですが、なぜこれを選んだのかというと、「STARBOOK TEN」の存在でした。なるべく装備をカンタンにしたい自分には、この存在だけでタカハシEM-400をしのぐ魅力を放っていました(それでも定価での購入は躊躇されたので、中古での購入でした)。そういう「ビクセンらしさ」がこの製品からは感じられないんです。
 
まあ、性能云々は他の方も書かれてるのでそれを参考にしていただければいいかと思いますが、マーケティングがウマいビクセンらしからぬ、思い切った製品ではあるなと思います。
 
個人的にビクセンに希望することは、少し高価でもかまわないので、従来のED屈折シリーズに対応した。周辺像までピンポイントを結ぶ高性能レデューサーの発売。ビクセンのEDシリーズは、天体撮影に興味を持ち始めた方々に熱い支持を受けてかなり品数が出てると思うので、これは売れると思いますよ。
 
あと製品の品質管理。自分もいくつかビクセンの製品を使いましたが、買ったままでその所期性能が発揮できるところまで作り込んでない製品がけっこうあるんですよね。仲間うちでもそういう話は良く聞きます。
 
まあ、いろいろと好き勝手書きましたが、やはりビクセンにはビクセンらしさを出して、存在感を示してほしいなと思った次第でした。
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コメント

No title

あー、なるほど、違和感を感じたのはビクセンらしさ、ですよねぇ・・
高性能をリーズナブルなお値段で、とか、例えば、R200SS、口径20cmを小型赤道儀に乗っけちゃって、リーズナブルに、とか、高性能6次非球面の素晴らしい性能を持つVISAC、書かれていらっしゃる様に、PC不要で操作性に富んだ自動導入装置StarBookとか。
イノベーションを感じさせてくれる製品を手がけてくれていたのに、今回のVSDはそれが無いですもんね、、、
せめて価格は頑張って欲しかったなぁ・・

No title

UTOさん

そうなんですよ。ビクセンらしくないんですよね。このような高級路線の展開の一方で、SXD や NA140Sfなど、何気に天文ファンの心をつかんでた商品が消えてるんですよね。

なんかビクセンの良さを、いまはビクセン自身が否定してるようで、それが残念です。

No title

こもロハスさん こんばんは
私の予想は、\674,000でした。(あ~ ムナシ)
それよりも語呂が悪い、ムゴイで来ましたね。
これでは、とても手が無いでしょう。

私も最初は、ED115Sでした。とてもコストパフォーマンスの高い鏡筒です。ただし、レデューサーがよろしく無い。周辺像が悪い上にシャープさが出ない。そして、フィルター用のネジも無い。と言う事でレデューサーは手放しました。直焦点で使っても、今の高画素カメラでは周辺像が歪んでしまいます。手放そうかと思っていた矢先にTeleskop社のフラットナーに出会い星像が改善されたので、大切に使って行こうと思いました。
ビクセンには、そのように補助光学系にも力を入れて欲しいです。

No title

こういうのは企業が技術を誇示するために造られる場合もあり、売れる売れないはあまり気にしないこともあるようです。

No title

GENTAさん

こんばんは。GENTAさん、60万円台後半って言ってましたよね。当たったと思いました。さすがです。

自分もED81Sを使ってました。値段の割にすごく良く見える望遠鏡でしたが、GENTAさんがおっしゃるようにレデューサーがいただけないので、タカハシに移った経緯があります。ほんと、良い補助光学系。ビクセンさん出してほしいですよね。

No title

ari~さん

携帯からの返信ですみません。そんな感じですよね。でも旧Pの技術をそのまんま…という感じがしないでもありません。そこがビクセンらしくない。と言った理由でもあります。

No title

確かにペン••クスによく似ていますね。(笑)

No title

出ました出ました。ついでにため息も出ました。
うーん、うーん、うーーん....
きっと性能は良いのでしょうけどねえ。
どんな方が買うか、ですよねえ。

口径10cmの望遠鏡にこのお値段はねえぞ!!
とか思いましたが、
よくよく考えると僕とこもロハスさんが言っても説得力無い鴨ですよー。(爆)

No title

ふにゃ太郎さん

あれ?そうですか?確かに15センチに100万円ですからね;^_^A

まあ、趣味は憧れを買うのもあるので、VSDもある一定の方々には受け入れられるんでしょうね。

でも…10センチにここまでは出せません。さすがに…(>_<)

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