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ビクセン「AXD赤道義」について②

今回は実際の使用感について書きたいと思います。
 

 
これが現在の撮影システム(TSA120の場合)です。AXD赤道義のコントローラー「STAR BOOK TEN」に「アドバンスユニット」を組み込み。ガイド鏡はボーグのminiBORG50をアイベルさんにカスタマイズしてもらってフリップミラー化してあります。これにワテックの高感度CCDビデオカメラ「WAT-902H2 ULTIMATE」を取り付けてSTAR BOOK TEN での「ビデオガイド」です。ガイド星は協栄産業の低重心ガイドマウントを使用して、ペンタックスのXW20アイピースでガイド星を導入します。ワテックの高感度ビデオカメラとペンタックスのXW20を導入したおかげで、ガイド星の選択が格段にラクになりました。ただし、XW20は重いためタワミが生じますので、ガイド中は外します。
 
このシステムで機材をセッティングしたあとの手順。アライメント→対象導入→ピント合わせ/構図合わせ→ガイド星導入→キャリブレーション→ガイド開始→シャッターを切る・・・この一連の作業が、慣れれば15分くらいで出来てしまいます。他のオートガイドシステムを使用したことがないので比較はできませんが、かなり素早く撮影に入れる→カンタンだと思います。
 
アドバンスユニットでのガイド精度は概ね良好なようで、TSA120の900mmではまったく問題はないようです。
 
さてAXD赤道義ですが、その安定性は素晴らしいものがありました。まずは以下の画像をご覧ください。
 

 
この画像は、4月7日。あの「爆弾低気圧」が猛威をふるっていた晩に、「M101」をTSA120+フラットナーの880mmで撮影した画像のピクセル等倍画像です。画像処理はしていません。
 
ときおり突風が吹くような環境の中。「無理かなあ・・・」と思いつつも、AXD赤道義の検証も兼ねて撮影してみました。何度か STAR BOOK TEN の設定を変更してガイドの安定化を図った結果、ほぼ2/3の確率で星は点状を保っていました(6分露出)。これには感動してしまいました。SXP赤道義とは全く別物の安定性でした(あたりまえか・・・)。現在の手持ちの機材で、ほぼどんな状況でも安定して好結果が得られそうです。
 
カンタンで安心して使える赤道義
 
それが自分のAXD赤道義に対する感想です。ここはもっと評価されてもいいかなあ・・・と思います。
 
先週から今週にかけては、このシステムでいくつかの対象を撮影しましたので、画像処理をしてから掲載したいと思います(すみません。処理のほうはなかなかなれません・・・汗)
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コメント

No title

こもロハスさんこんにちは AXD赤道義のレビュー楽しく拝見いたしました。出張のエリアが伊勢方面も含まれるため頻繁にEYEBELLさんにはお邪魔しています。この赤道儀の実物も拝見いたしましたが、スムーズな動きに感動しました。素晴らしい赤道儀だと思いました。また機会がございましたらノータッチガイドでの画像等も見せてください。

No title

赤道儀の水平とホームポジションがある程度とれていれば、導入の精度は素晴らしいものがありますね。導入した状態で欲しい構図となっていることが多いです。
先日は赤道儀の水平を確認しないまま撮影に入ってしまいましたが、PHDガイドで何とか引っ張って行ってくれました。偶然に水平がとれていたのかもしれませんが。
屋上であれば、同じ場所にセツトすることによって設定の再現性が高くなると思いますね。うらやましいところです。
今後観測小屋を作られるのであれば、さらに精度の高い追尾が期待できそうですね。

No title

nonkaさん

アイベルさんはメールの返送も早く、こちらの要望もよく噛み砕いて理解してくださるので、非常に良心的な販売店ですね。

そうです。そうです。この赤道義の売りに「V-PEC」があるんでした。PM+-4秒。こんど検証してみます。

No title

たか坊さん

そうなんです。導入精度の高さは素晴らしいですね。これも比較したことが無いので分かりませんが、3点アライメントをしっかり取れば、対象はまず写野のど真ん中にきます。導入精度もSXPより圧倒的に安定してます。

観測小屋はずいぶんと先になりそうですが、この安心感は得難いものなので、積極的に屋外でも使用できたらと思います。

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