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(補足あり)戯言です...150mmアポクロマート屈折望遠鏡について

ただの戯言と思って聞いてくだされば幸いです。

先日の「望遠鏡オフ会」。たくさんの天体望遠鏡が参加しましたが、自分が印象に残る見え方を示していたのが、45㎝ドブソニアンと150mm級アポクロマート屈折望遠鏡(以下、150アポ)でした。特に後者の「150アポ」は、「初めに口径ありき」。天体望遠鏡の性能評価に対して「大口径第一主義」の方々に、一度でいいので150アポの像を見てみてもらいたい・・・そう思える像を提供してくれてました。

月、惑星においては光量と倍率の高さからくる迫力には大口径にはおよびませんが、色再現性や表面模様の検出能力の精緻さでは上回るところも多々あり、独特の世界を見せてくれます。悪シーイング下だったらその影響を口実にできたのでしょうが、当夜は非常に安定したシーイングの下で45㎝と比較できたので、正直、この像を見ないで天文趣味を終わらせてしまうには、個人的には非常にもったいないと先日感じてしまいました。同じアポクロマート屈折望遠鏡でも10㎝級とは全く違ってきます。10㎝級のアポ屈折望遠鏡を覗いて「いくらアポクロマートでも、大口径には到底かなわない」と、早とちりをしてる方々が多いのではないでしょうか。

※名誉のために。当夜、覗かせていただいた45㎝ドブソニアンで見た。特に月面と木星は、自分が今まで大口径反射系に対して抱えていたネガティブな要素を覆すものであったことを補足させていただきます。

また。大型の星雲、星団なら口径から想像するよりもはるかに良く見えます。コントラストと結像性能の高さや中央遮蔽が無いなどの理由があるかと思います。先日知人が持ち込まれたTOA150で見たM13は中央付近まで星が分離してとても綺麗でした。

150アポ。「面白い」です。

※補足2
これらの感想は、「眼視観望」に限ったものです。
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コメント

No title

こもロハスさん、こんにちは。
そうですね、15cmアポによる「眼視」はそれ自体素晴らしいものがありますね。自身、18インチ(45.7cm)のドブソニアン望遠鏡(Galaxy鏡)を16年、13cmアポを14年使ってきていて、今は15cmアポの極めて審美性の高い像質を気に入って最近の気合いを入れた遠征ではこればかりです。もちろん光量勝負のDeepskyでは18インチに敵うべくもありませんが、それでも屈折の像の安定度とコントラストの高さゆえ、メジャーなDeepsky天体は主観的には25cmクラスの反射と同じくらい楽しめますね。唯一のデメリットは使う人の体力も要求されることでしょうか。

No title

やっぱり高性能150mm屈折は凄いですよね。もう一回見て見たいなあ。もし可能ならこもロハスさんのTOA150今年も原村で見せてください。🙏

No title

> vet*71*2*0819さん
25㎝クラスの反射に匹敵…ですか~。今回のオフ会で大口径の魅力も改めて知りましたので、25㎝クラスの小型ドブソニアンなんかいいかな…と思ってましたが、30㎝級が必要ですかね…やれやれ…(^^;

No title

> のんたさん
こんにちは。補足いたしましたが、撮影や観測では純粋に物理的定理で大口径のほうが完全に有利なのは間違いありませんが、眼視観望という「趣味」の世界では15㎝級アポクロマートは独自の世界を持ってて、十分楽しめると感じます。思うに人間の感覚って不足分を補うように働くのでしょう。双眼装置に関してもそう感じました。
はい。原村では新しい機材導入がなければ(笑)TOA150で望みたいと思います。

No title

こんにちは。

うーん、15cmアポに45cmドブですか!

どちらも見たこともなければ、いろんな意味で手も届かない存在です。15cmアポは、きっとコンスタントに性能も出しやすいんでしょうね。憧れです。

No title

> ぎんさん
こんにちは。コメントありがとうございます。15㎝は10㎝と比較すると案外シーイングの影響は受けますが…なんと言いますか45㎝ドブが油絵的で15㎝アポクロマートは水彩画…模様の輪郭がくっきりとしてます。

No title

> こもロハスさん、ぎんさん、こんばんは。
ことDeepskyに関しては私的には口径1.3倍で新たな感動という思いがあり、口径肥大症候群に従って(笑)反射は自分一人でハンドリングできるギリギリの45cmまで行きましたが、このクラスの屈折に関してはそれが当てはまらないのを感じました。TOAの13cmもかなり良く見えますが、15cmは期待をよい意味で裏切ってくれました。とにかく像の審美性が高く対象が美しく見えます。機会があれば是非一度ご覧になってみてください。

No title

こもロハスさん お久しぶりです。こんばんわ
屈折15cmは、白鳥座の網状星雲など、ノーフィルターでも30cmの反射より良く見えるような気がします。明るくないですがコントラストが良いためでしょうか? ディティールがよくわかりますが、写真でもその傾向を感じています。ただ、いつまであの重たい鏡筒を持ち上げる体力が維持できるかが問題です。毎回、24キロの重量を万歳の形で鏡筒を鏡筒バンドに載せないといけないので、重量挙げのジャークをやっているようなものです。 本当に胸で一回停めるんですよ。(笑

No title

> n_2*****さん
こんにちは。お久しぶりです!
そうなんですよね。屈性望遠鏡って侮れなくて、TOA150ではないですが、以前所有してたTSA120で初めてM17を見たときには、思わず「写真みたいに見える」とつぶいたのを覚えてます。コントラストが高いからでしょう。また以前TOA150で撮影したM31は、あまりに細部まで写っていましたのでチップの小さなカメラで撮影すれば30㎝反射系に迫るのでは…と密かに感じてます。
ただし…重いですね…。いまは膝を手術したばかりなので、なかなか外に持ち出せません(^^;;

No title

> こもロハスさん

膝ですか。それは鏡筒重量挙げにはつらいですよね。よろけたらおしまいですから。移動式チェーンブロックを使うしかないかも?
それにしても、私の鏡筒の大質量砲金セルとレンズ三枚の温度順応は時間がかかりすぎると感じています。ジュラルミンセルの方が縮むかもしれないけど、温度順応は早くて良かったかもしれないです。TOAのはアルミでしたっけ?
DSOは眼視も写真も口径の1.5倍から2倍の反射と同程度の解像力がありそうだと感じています。惑星の写真は画像復元するので、大口径の反射にはやはり追いつかないと感じます。動画だと18cmのマクストフより全然良く見えますが、静止画にすると逆転しますね。

No title

> n_2*****さん

膝は大丈夫だと思います。只今、絶讃リハビリ中です。原村の星祭にはTOA150を持ち出したいと思います。

TOA150のセルはアルミです。個人的には1時間もあれば気温順応すると思いますが、温度変化によるピント移動はFSQほどではないですが大きく感じます。

そう。惑星イメージングでは大口径と差がつきますね。特に土星には光量不足を感じてしまいますが、眼視では口径から想像するよりよく見えますよね。

No title

自分は、昭和機械製作所の15センチのアポを所有していますが、他にも同じ望遠鏡を所有している方、いますか❔

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