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久しぶりの晴れ間。白鳥座の重星観望

はたして何日ぶりくらいでしょうか。昨夜は本当に久しぶりに、夜、そこそこの晴れ間に恵まれました。湿度がかなり高く、霞んだような夜空でしたが、望遠鏡で覗く星はほとんど瞬かず、重星の観望には良い条件でした。
 

 
タカハシTSA102NとPENTAX MS3N赤道義。昨夜はちょっと風が強く、揺れを拾ってしまいましたが。全体重量が軽く、経緯台ほどの手軽さはありませんがちょっと腰を落ち着けて観望するには、本当に良い組み合わせです。
 

 
「滝星図」にあらかじめ観望予定の重星を見やすいようにマーキングしておきます。今夜は「白鳥座」にターゲットを絞りました。星図とファインダーとのにらめっこは、ここしばらくやっていませんでしたが、「宝探し」のような魅力を久しぶりに感じました。自動導入も手軽でいいですが、このように望遠鏡と星と「対峙」する時間も、余裕があるときは楽しいものです。
 
S786Cyg  Σ2789Cygを見ようとして、間違えて隣りの重星を見ていたようです。離隔47.1″。両方とも6等と9等のペア。XW5の163倍。9等のほうがかなり暗く見える。イマイチ面白みにかけるが、隣の Σ2789Cygと一緒に見てたら、ダブルダブルで見応えがあったとのこと。失敗した。
 
01Cyg  NAV-7SW。117倍。青と赤の星のペア。近くにあるもう一つの星との三重星として楽しめる。美しい。
 
29Cyg  XW14。58倍。離隔が212.4″もあるが、主星の白と伴星のオレンジが対照的なのと、中倍率なので回りの天の川の星々も同一視野に入ってきて楽しく、美しい重星でした。
 
Σ2609Cyg  この晩。一番、チャレンジャブルな対象でした。離隔が2.1″と小さく、6.6等と7.7等のペア。XW5でも分離は確認できましたが物足りず。XW3.5。HI-LE3.6mm。おなじく2.8mm。Radian3mmを動員して見比べてしまいました。ここで意外な力を発揮したのがRadian3mm。惑星面の描写に精緻さが無く、自分の評価はあまり良くなかったアイピースでしたが、この対象では「一番ハッキリと分離して見えました。」。あえてカッコを着けたのは、どのアイピースも問題なく分離するのですが、Radian3mmが二つの星のメリハリが効いていて、見やすいのです。他の三本は暗いほうがシャープに結像しすぎて小さくなってしまい、見にくい感じ。ある方が「Radianはデジタル的なメリハリのある像質で、球状星団なんかはツアイスアッベより見てて面白い。」とおっしゃってたのを拝見したことがあります。また別の方はNikonのNAV-12.5HWとEhos13mmとの比較で「最微弱光の星は、Ethosのほうが見やすい。」とおっしゃっていたのはこういうことかと。つまり TeleVueのアイピースは暗い星をあえて微かに「霞ませる」ことによって、視覚的に暗い星を見やすくしてるのでは・・・と感じました。おそらく球状/散開星団。天の川ホッピングなど。星が密集してるような領域を見るときは、より見栄え良く見えることが予想されます。これを本当に意図的に設計してるとしたら・・・
 
やはりTeleVueすげえ・・・
 
 ところで、
 

発売されましたね。FC100DL
 
長焦点だけあって、さすがに二枚玉でも球面収差図のまとまりもよく、TSA102に迫る性能を持ってるようです。限定100台。この機種の売れ方次第でTSA102の生産中止もいよいよ現実味を帯びることになりそうです。でも、今回の重星観望でも、TSA102は全く色収差を感じない、素晴らしくシャープな星像を見せてくれました。生産中止が残念です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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コメント

No title

こんばんは
自分も昨夜は重星を見ていました。
EMSを使われているのですね。

No title

こんばんはぁ
写真はやらなかったんですか?この際だから晴れれば何でもいいかなぁと言う感じです(^_^;)

No title

> よっし~さん
返信遅れて申し訳ありません。はい。EMSを使ってます。観望には、やはり正立が一番いいですよね。よっし~さんのように双眼にしたいのですが、まだ踏み切れません(^^;;

No title

> たかぼんさん
最近、いろいろと忙しくて、一晩中遠征してる時間が取れないんですよね。なので、たかぼんさんのようにシステムを軽くしました。秋からの好天に期待しつつ、撮影機材の稼働も上げたいです(^ ^)

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