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「2015原村星祭り」私的レポート③

前回のアイピースに続いて、今回はこの望遠鏡。
 

前回と同じ写真で恐縮です。しかも資料をもらうのも忘れてしまったため、記憶での記事となることをご了承ください。
 
近く。これまたスタークラウドさんから、85mmと104mm(だったかな?)の三枚玉EDアポクロマートが発売される予定とのことです。名前は確か「RTF」。「リッチ・フィールド テレスコープ(Rich Field Telescope)」の略とも違う、微妙なネーミングだったかと思います。F値はそれぞれF6.5くらい。台湾製で予価、85mmが25万円くらい。104mmが35万円くらい。85mmがテレビュー85やタカハシFSQ85EDと、同口径の高級機種と同等。104mmも10cm級としては高価です。台湾製としてはかなり思い切った高い価格設定になりそうです。それだけの自信作といったところでしょうか。
 
製品の成り立ちとしては、北軽井沢観測所の Oさんによると。新作アイピースを台湾に売り込みに行った際に、そのアイピースを正当に評価できる鏡筒を用意してほしい・・・・と、台湾のメーカー。ディーラーに要求したところこの鏡筒を紹介され。実際に覗いてみたら素晴らしい性能だったので日本に入れよう・・・ということになったようです。外観は「William Optics」製と似てるのですが(実際、光学系以外のパーツは共用されてるのでしょう。)。光学系はタカハシのTOAと同じガラス材を使ってるとのことで、Oさん曰く。「TOAの小口径版みたいな物です。」

時間が無くて昼間の景色でしかその性能を確かめることが出来なかったのですが、104mmモデルにパワーメイトとRadian3mmを装着して、800倍以上の超過剰倍率をかけて遠くの避雷針(?)を見たところ、カチッとピントが出て避雷針の先のサビの一つ一つまで明瞭に見せてくれました。色収差。球面収差はかなり良好に補正されてるようです。確かにTOAやTSA並みかも。夜間にこの望遠鏡を覗いた友人の話では、タカハシFS128と並列で恒星像でのロンキーテスト対決をしたところ、すごくまっすぐなロンキー像でタカハシFS128を打ち負かしたそうです。
 
光学性能は抜群。製品の成り立ちもデザインを売りにする「台湾」製らしくソツがありませんが、一点だけ。ピント調整ノブに偏心があるようで、調整時に手元でカクカクぶれるのは要改良です(笑)。ただ、ここまで高い光学性能を出してくる最近の台湾製や中国製の望遠鏡のレベルの高さを、まざまざと見せつけられた感じです。日本のメーカーもうかうかしてられません。

それとこの赤道義。Sky Watcher の EQ8 と思われますが、とにかくウォームホイルがデカい!!赤経/赤緯とも30cmくらいの直径がありそうです。一般的なウォームホイルで回転する赤道義は、基本的にウォームホイルが大きいほど精度を上げやすくなります。以前、雑誌のテスト記事でPモーションが極少だったのも納得する大きさでした。しかしながら全体的には、その搭載重量(50Kg)から想像するよりかなりコンパクト。う~ん…あと一年くらい早く発売されてたら(自分がAXDを購入する前なら)、確実にこの赤道義購入してたと思います(笑)。
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コメント

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こもロハスさま

きたかるです。

原村では楽しい時間を過ごさせていただきました。感謝しております。

今回の原村ではこもロハスさまが私のサイトを一番最初に訪問してくださいました。スタークラウドさんの前か、一段目駐車場か機材展開場所を迷っていた時にお声を掛けていただいて、機材移動が少くて済む一段目駐車場に展開を決めました。(何せ持ち込み機材が多種でしたから)

いろいろなお話しをしながら見ていただきたい機材を全部見ていただきました。ありがとうございます。
(^o^)

自分として実現したい性能コンセプトや大メーカーに対して思うところや、何より私のサイトに来て下さった皆様の求めておられるもの・・・など、いろいろなことを感じながら3日間を過ごさせていただきました。
特に、私のサイトに来て下さるトップアマチュアの皆様のご意見は貴重で、ご来訪いただいたことに感謝しなければなりません。

これらも製品化したい試作品を持ち込みますので、辛口/甘口、様々なご意見をお願い申し上げます。

きたかる

No title

> きたかるさま

コメントありがとうございます。PCサイトも訪問させていただいて、見覚えのある機材がありました。

「レンズレス・シュミットカメラ」

もうだいぶ前に「天文ガイド」誌に製作記事を出されていたかと思いますが、自分で光学設計なんかやるアマチュアの方がいることに関心した思い出があります。

ペンタックスのXLシリーズを初めて覗いたとき、アイピースの重要性を認識いたしました。もう20年くらい前になりますが。それからいろいろなアイピースを覗いてみて、出来るだけレンズ枚数が少ない構成で、バローとの相性がいいアイピースをちょうど求めてるときでした。きたかるさんがおっしゃるように、パワーメイトなどのテレセントリック系バローの性能は素晴らしくて、アイピースそのものが持つ解像度などに全くと言っていいほど悪影響を与えないのは経験上知ってました。しかし、レンズ枚数が多くなると、ヌケとコントラストは確実に落ちます。

そういった意味から、今度発売される「RPL」は非常に楽しみにしております。

今後とも「マニアック」お話。よろしくお願いいたします。

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