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TOA150で観望

6日の土曜日の夜。けっこう冷え込みましたが、夜半ごろまでは晴れました。寒暖の変化が激しく、少し疲れ気味ではありましたが。梅雨入りも近づいているため、文字通り重い腰を上げて、TOA150を出しました。
 

 
撮影は神経を使うのと、TOA150でじっくりと星を見たことがあまりないので、この晩は観望に徹することにしました。
 

 
この晩に使用したアイピースです。本当に久しぶりに ニコンNAV-HW の12.5mmと、17mmを出しました。TOA150との組み合わせは初めてです。
 
まずは西に傾いた金星と木星を観望。もうすでに低空のシーイングが悪い領域に入ってしまってるようで、どちらもユラユラ・・・。ついぞ今シーズンは、木星の良質な画像が得られませんでした。来年以降。木星は徐々に気流が落ち着く春から夏に見えるようになってくるので、良シーイングに恵まれることを祈るばかりです。
 
土星はまだ低空だったので、重星を観望。獅子座のアルギエバ。ほぼ等光の黄色い二つの星が並んでる重星です。低倍率では面白いですが、倍率を上げるとあまり面白くありません。次にこと座のダブルダブル。先日のFSQ85EDでは、ギリギリ分離という感じでしたが、さすがは15センチ。余裕で分離します。相変わらずまったく色収差の無いシャープな像は、気持ちのいいものです。次に街中からちょっと無理かな・・・と思いましたが、M13を導入。これにはニコンNAV-HW 12.5mmを使いました。このアイピースは視野全面に「これでもか!」ってくらいシャープな星像を結びます。たった15センチですが、星々がきちんと分離してます。それぞれがキラキラと輝き綺麗でした。88倍とやや倍率が高かったので、バックグラウンドが暗くなってコントラストも上がったと思います。これは高い倍率でも一気に広い範囲を見渡せる超広角アイピースの利点の一つですね。

さて、いよいよ土星。高度をあげるにつれて、どんどん良く見えてきます。比較的シーイングも落ち着いてきたので、どんどん倍率を上げます。最終的にはニコンEic16(1.6倍テレコンバーター)と、タカハシH i-Or2.8mmテレビューRadian3mmなどを組み合わせて、600倍ちかくまで倍率を上げました。シーイングが良ければ、全く問題ないです。本当にすごいですね、TOAの高倍率性能は。像は多少暗いものの、かなり大きくてクッキリとした土星像が楽しめました。もしかしたらエンケミニマムも見えてた??
 
その他、アイピースはニコンNAV-5SWや、ペンタックスXO5mmなどを使いましたが、高倍率用に作られてるHi-Le2.8mmと、XO5mmはやはり良く見えます。それぞれ同じ焦点レンジの広角系のNAVやRadianと比べても、ヌケ、コントラスト。シャープ感。解像度・・・すべて上回ります。特にXO5mmは、ピントが「まだ来るか。」っていうほど徹底的にシャープで、コントラストも抜群。しかもSMCで明るい。ディスコン前に駆け込みで購入しておいて、本当に良かったと思えるアイピースです。
 
その後、月が昇ってくるまで休憩して外に出てみましたが、空一面曇り空。今度は暗い空の下で、DSOをじっくりと見てみたいものです・・・と最近は、観望意欲のほうが強いようで・・・(汗)。
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コメント

No title

アイピースも色々と良い物を沢山お持ちですね~。
うらやましいです。
私はアイピースは良い物は殆ど無いです。

高くても、エクスプローラーサイエンスの82度シリーズが2本
後は安い、国産フジヤマオルソとかビクセンのNVLシリーズとか
国際光器のフォトンEDシリーズです。(笑)
殆どのアイピースが1万円前後の廉価版ばかりです。
フジヤマのオルソはアイレリーフは短いですが、中々シャープです。
普段使いで一番重宝しているアイピースはなんと、スカイウォッチャーの8-24mmズームアイピースです。(笑)
これが、意外と良く見えます。
手持ちのビクセンのNPL9mmよりこのアイピースの方が良く見えるくらいです。
値段も安く、ズームですから使い勝手も良好です。

後、昔使っていた、ビクセンのOrも4mm 5mm 7mm 9mm 25mmと在りますが、こちらはツァイスサイズで、31.7アダプターでたまに使いますが
古いものですが、中々良く見えます。
まあ、あの時代のオルソはビクセンでも多分谷光学製だと思うので
良く見えます。

No title

最高級の鏡筒に、ズラリと並んだ最高級のアイピース群。
全く素晴らしい装備ですね。(^q^)

光学系の半分はアイピースなのですから、鏡筒の素晴らしい性能を発揮するためには、やはりアイピースも重要なんでしょうね。

私は平日の晩に晴れると、廉価な鏡筒とアイピースですが、よくチョイ見をします。
撮影も楽しいですが、やはり基本は眼視かなと、チョイ見をするたびに思います。(^^

いつかこんな素晴らしい機材で見てみたいものです。(^^;

No title

> 天文中年さん

いえいえ。天文中年さんも安価ながら、なかなか通なセレクションだと思いますよ。

3年前までは、撮影をやるつもりはなかったんで、アイピースにハマりました。いろいろ購入しては淘汰してきたので、手元に残ってるのは自分にとって何かしら利用価値がある物ばかりです。しかし・・・ただ単に「よく見えるかどうか」の基準で考えると、やはりクラシカルなアッベとプローセルは、本当に良く見えます。タカハシのHi-LEとペンタックスのXOは、それぞれアッベとプローセルに専用バローを組み込んだ設計です。

気軽に観望・・・と考えると、ズームアイピースいいと思いますね~。

No title

> kameさん

恐縮です。自分も基本は眼視だと思います。暗い空の下。低倍率で天の川近辺を気軽に流すのが一番好きです。あと重星観望ですかね。

撮影画像は目にみえて記録として残りますので、インパクトも強く。天文マニアといえば撮影の名手・・・的な雰囲気がありますが、眼視や観測。新天体捜索される方々の中にも、かなり造旨が深い方々がいて驚かされます。正直、眼視観望の世界のほうが、ハマると危険な感じさえします(汗)。

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