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ニュートン式反射望遠鏡挑戦記③・・・接眼部のチェック

先日のファーストライトでこのセレストロンC8N.非常に優秀なミラーを備えてることが垣間見られました。極悪シーイングの合間のほんの一瞬、一瞬に、「ハッ!!」するような鋭像が見えることがありました。コントラストもなかなか上々で、なんとかこの優秀なミラーを生かし切りたい!という気持ちが高まってまいりました。
 
さて。まずは惑星イメージング用途として導入した本機。接眼部のガタと視軸のズレによる、光軸の不安定さが一番のネックになってる感じました。そこで・・・
 

 
バラしてみました。
 

 
いや。けっこう真面目に作られてるのですよ。内側にバッフルが付いていたり、艶消しも丁寧だし。デルリン三点支持のオーソドックスな造り。いったいどこに問題があるのか・・・
 

 
まずここ。右下のデルリン支持部ですが、ここの隙間があります。この部分の隙間に起因するガタが一番大きいです。ここに敷居滑りを貼ってありますが、この「敷居滑りを外すとガタが減った」との報告もありましたが、自分はどうもそんな感じはしません。だって隙間が広がるだけですから。なのでここはこのままにしました。
 

ピニオンギアを取り外して・・・・
 

 
ドロチューブをバラしました。そこで念入りにチェック。
 

 
ドロチューブを引き出すと、視軸がズレる原因はここにありました。ラックギアの取り付け底面が斜めにカットされてるのと、取り付け位置も微妙にドローチューブのRの頂点からズレてます。このように、本当に僅か(1mm以下)の加工。取りつけ精度の粗さですが、こういうのがいくつも重なると、トータルで大きなガタや視軸のズレとなって現れてくるようです。例えばタカハシのラックギアは、この4倍くらい太いものが使われています。そうすると加工しやすいし、取り付け精度が上がるし、頑丈になります。まあ、タカハシの接眼部は、接眼部単体で、このニュートン反射より高価なので、仕方ないですが、このようなほんの0コンマ数ミリの精度を出すだけで、コストって跳ね上がるのだとあらためて感じました。
 
セレストンC8Nの接眼部。非常によく出来たアルミダイキャストの。想像以上に上等な構造と部品単体では、よく出来た接眼部でしたが。根本的にこれを改良するとなると、まずラックギアを取り出して底面をミクロン単位のオーダーで削って、さらに取り付け位置をミクロン単位で変えなくてはいけません。しかも今よりガッチリと付けなくてはいけなく、そうすると素人がそのようなミクロン単位の加工をするのは、労多くして益無し・・・と判断いたしましたので、ここは上等な別売りの接眼部に換装しようと思います。
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コメント

No title

なるほど。ここが問題点だったんですね。(@_@;)

私、どこが悪いかもわからないまま使ってました。(^^;
このシリーズ大変参考になります。
接眼部交換の記事も楽しみにお待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。m(--)m

No title

> kameさん
こんにちは。接眼部。どこのにするか迷いましたが、昨晩。笠井製のクレイフォードを操作してみて、その操作感とリジッド感に感動しましたので、それで行きます!!

No title

笠井のV-Powerですか????
それともSTマイクロフォーカス???
どっちも興味ある~~
先日、実物触ってきましたが、SE200Nとは全然違いました。
当たり前ですね。
こういった接眼部にモーターがつけられたら、まじ、すぐ変えたいです。

No title

> ミッチーさん
ども!ども!!STで行こうかな~って思ってます。観望もしたい自分は、「まずは手動で!」って思っちゃう(電動にすると、手動に基本的には出来ないんですよね。クラッチとか付けないと・・・)のと、徹底的にカスタマイズする覚悟なので、いざとなったらベルトドライブでモーターフォーカサー着けてやる!!って意気込んでます・・・今のところは(笑)

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