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7月29日 大河原峠遠征

この新月期は4日遠征。そのうち二日は天候に泣かされました。また繁忙期と重なったため、満足に撮影対象数、コマ数とも稼げませんでした。しかしながら、目的の一つであるジャック彗星(C/2014 E2)は、なんとか捉えることはできました。
 
去る7月29日は、佐久市春日の大河原峠へ。蓼科山の7合目に近い標高約2000mの場所です。昔はスキー場があった場所ですが、ほどなく潰れ。佐久市街地から比較的距離もあるので、22時以降になればかなり暗い星空になってくれます。自宅から車で40分。特に東側の視界が開けているので、昨年のアイソン彗星騒ぎのときは連日遠征いたしました。この日は撮影をしてると、いきなり暗闇から「キキっ!!」という奇声が近くから上がり心臓が飛び出るくらいびっくりいたしました。鹿の鳴き声でした。最近は山の鹿が増えすぎているようで、長野県内では問題になっています。ですので、鹿の頭数を減らす狩猟が行われていて、「じびえ」という鹿肉を使った料理を売り出そうと、長野県内ではPRしています。ともあれ、この10数年で、観測地で動物に遭遇する確率は格段に上がりました。昔はタヌキでも見かければ、その珍しさで嬉しく感じていたのですが・・・。幸い熊には出くわしてませんが、もう少し標高が低いところでの撮影では熊への注意が必要になってしまいました。


「IC1396」
 
<DATA>
2014 / 7 / 29 22:17~ (JST)
FSQ106ED + RD Q0.73× ( f 385mm / f 3.6)
EOS6D ( SEO-SP4改造 / ISO1600)
300sec + 13枚
SXP赤道義にてオートガイド
RAP2
ステライメージ7
Photoshop CS6にて画像処理

ステライメージ7の「デジタル現像」を使って星の白飛びを軽減して、星の色を出そうと試みましたが、やりすぎたようです。フォトショップに持ち込んでもなかなか対象の星雲が持ち上がらず、強引に彩度などを持ち上げたため、ノイズや偽色が出てしまいました。また再処理したいと思います。


「7月30日のジャック彗星(c/2014 E2)」
 
<DATA>
2014 / 7 / 30 03:15~
FSQ106ED ( 530mm / F5)...
Canon EOS6D (SEO-SP4 改造 / ISO3200)
120sec × 3枚
SXP赤道義 + アドバンスユニットにてビデオガイド

RAP2
ステライメージ7
Photoshop CS6....にて画像処理
 
あっという間に、ぎょしゃ座の IC405.IC410とのランデブーを済ませて、もう同じ画角には入らなくなっていました。こちらはいつもの処理をしてみましたが、元画像は12枚撮影したので、DSSの「Comet Stack Mode」を使って、もっと彗星のコントラストを上げられないかと思ってやってみました。

こちらの画像はサイズの関係で少し小さくリサイズしていますので、ブログ上では厳密な比較になりにくいかもしれませんが、IC405の彩度が落ち。恒星のシャープ感が損なわれ。背景もザラついてしまっています。DSSからフォトショップへの画像の受け渡しに原因があるかとは思うのですが、DSSを使ってスタックされてる方々は、どのようにフォトショップに移行させてrのでしょうか?何か思いつくところがありましたら、アドバイスいただけると幸いです。 
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コメント

No title

こんにちは
標高2000の星空は素晴らしかったでしょうねぇ。こちらは山荘付近で撮影されるのですか?それとも秘密の撮影地でもあるのでしょうか?
ちなみに標高2000の美ヶ原(想い出の丘付近)では熊も出るそうですので、油断なさらないように。
と、言うとビビってしまいますよね(笑)
知り合いの猟師の人に言わせると、夜中は熊が活動していないので大丈夫だけど夕方早朝はかなりヤバいとのことです。その辺だけ注意ですね。
DSSの件ですが、私のつたない機材&画像処理でも似たような感想を持っています。アドバイスはできませんが、こもロハスさんの場合は、DSSを使わない普通の画像処理の方が良い写真に持って行けると思います。ノーマルが一番ということです。”DSSを使わない”というのがアドバイスのようでアドバイスになっていなくてスミマセンです。

No title

連投でスミマセン。字数の関係で…
秘密の撮影地は必要ですよ。私なんて秘密の撮影地的な場所を公開しているからか、最近やたらと人(同好)に出会います。密集度が高くなって、星景がやり難い面もあります(笑)
ところで、仰るようにDSSを入れない方が色合いは良いように思います。私も最近、いろいろなシーンでDSSに挑戦していますが、多分2枚目と3枚目で感じられた部分と、私が経験して感じたのは同じだと思います。最近、私も同じような写真と処理をして「なんだかなぁ」と感じた次第です(唯一成功と思ったのは比較明合成の星景でした)。
でも上手くいっている方もいるでしょうから、何かコツがあるのかもしれませんね。もっとも私の場合はLRしかないので処理も限界があるかもしれません。
PSやSIでマニュアルで位置合わせ(ってできるのでしたっけ?)して仕上げた方が無難かもしれません。処理の腕前が高レベルなこもロハスさんのような方は、このようなシーンでもコツコツやって”素直に仕上げる”が一番…かもしれませんね。私のような下手人間は、楽してDSSで一気にスタックが向いています(笑)

No title

温泉日和さん
温泉日和さんのコメント見て、前の自分のコメントを消してしまいました。やはり狭い場所ですので、秘密は秘密として取っておきたいです(^^;; でも平日でも少し無理をすれば行ける範囲で、かなり条件のよい場所がある長野県内はやはり恵まれてますね。

DSS。某SNS上ではフリーソフトのためか、こちらを使った処理画像が多いです。しかし、ここだけの話(このブログを読まれてるSNS仲間の方もいますが…)。やはりSI でスタックした画像と比べると星像が甘い感じがします。自分も始めて使用してそう感じて、改めてDSSで処理された他の方の作品を見直してみましたがその思いを強くしました。DSSの利点は。仰るように大量のコマを早くスタックしてくれる…などのところでしょうね。でもそれが出来ると言うことは、何処かで画像圧縮や補完関数の簡素化が必要かと思いますので、画質優先ならSI のほうがいいのかもしれませんね。

No title

ほんとだ、DSSではDebayerのカラー化アルゴリズムがシンプルなので、そのせいでしょうか?
RAP2での処理はさすがに透明感、シャープネス共、見事ですね。

DSSだと、補間アルゴリズムがバイキュービックないしバイリニア法で、ステライメージはニアレストネイバー法ですので、DSSの方が像が原理上でも甘くなりますね。
彩度についてはステライメージと同等だと思いますが、どうなんだろう???

それで、多分、最近、CCDStackを使って現像される方が増えている?

それにしても、ジャックさん、綺麗にテイルが伸びている姿を捉えられていますねー。

No title

UTOさん

最近、掲載する画像もなく放置状態のブログにコメントくださってありがとうございます。一応、毎日チェックはしてますが、こうも天気が悪いと…(ーー;)

解説ありがとうございます。やっぱり理論上でも彩度、シャープ感ともに劣るんですね。自分の処理に問題があると思っていたので、安心いたしました。おっしゃるとおり、彩度はステライメージと同等かと思います。

CCD Stack?恥ずかしながら初耳です。それはステライメージのコンポジットと比較して優れてるのでしょうか?

掲載のジャック彗星の画像。フラットがあまり合ってません。早いスピードで撮影したスカイフラットですので、シャッター幕の陰が出来てしまって、それが画像のムラになってしまいました。またフラットを撮影しなおして、再処理しようと思っています。

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