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火星。最接近の夜

去る4月14日は、火星の最接近でした。
 
最近はドタバタしていて、画像を取得しても処理がなかなか進まない状況になっております。皆さんのブログにも訪問してコメントを残せず、申し訳ありません。
 
今回は地球まで約9200万kmまで近づく、中接近です。視直径は15″をこえて(木星の視直径の1/3強)、自分たちアマチュアの望遠鏡でも表面模様が観測できる2年2か月に一度のチャンスです。幸運にも比較的よいシーイングに恵まれましたので、ワンカットだけ処理をしてご報告までに。
 

「火星」
 
<データ>
2014年4月14日 23:17~(JST)
タカハシ TOA150B + エクステンダー ED1.5× + テレビュー パワーメイト 5×
イメージングソース DFK21-AU618.AS USBCカメラ
30fps
1222フレームをスタック。

Registax Ver6 にてスタック、ウェーブレット処理
Photoshop CS6 にて明るさ、コントラスト、色彩調整
 
撮影したあと、しばらくTOA150で火星を観望しました。シーイングが落ち着いてたので、久しぶりに Hi-LE2.8mmを挿入。その際に1.5倍のエクステンダーを外すのを忘れていました。実に約600倍の倍率がかかっていたことになりますが、
 
覗いてみてビックリ∠( ゚д゚)/ !!!
 
まったく像が破たんすることなく、火星が見えてるではありませんか!!!これだけの超高倍率になると、目の飛斑現象が目立って視力の邪魔をしますが、一つ一つの模様の輪郭も崩れることなくクッキリ(若干コントラストは落ちますが・・・)。画像にも写ってる北極の周りの黒い帯状の模様が、北極に食い込んでいる様子もしっかりと分かります。
 
TOA150の限界は500倍と予想していましたが、明るい火星が対象のせいもありますが、600倍までいけてしまいました。
 
あらためてTOA150の飛び抜けた結像性能の高さを思い知りました。

<追記>
同じ晩に撮影した別のコマを、もう少し手間をかけて処理してみました。


 
ウェーブレットをかける前にステライメージで画像復元を加えて、フォトショップで色彩調整して、見た目に近い色にしました。

仕上がった画像を見て気づいたのですが、画像右上。いわゆる「ヘラス盆地」と呼ばれる地域に留まってる。白く輝く雲の部分。盛り上がって見えてますよね???この現象は、確か前回。2012年3月の接近のときも確認されて、天文ガイド等でも話題になっていたと記憶しています。そんな画像が得られたのがちょっと嬉しいです。
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コメント

No title

今晩は。
素晴しい画像ですね。150㎜鏡筒とは思えない解像度です。TAKAHASHI恐るべし!
それにしても良いシーイングに恵まれましたね。

No title

mn3192さん
コメントありがとうございます。シーイングは 7~8/10 程度でしょうか。まだまだ改善の余地はありますが、まずまずのシーイングでした。撮影中のPC画面にも、かなりリアルな模様が見えていて、こういうときは疲れも忘れて興奮するものですね。

No title

TOAの性能は素晴らしいですね。
これならうちの赤道儀にも載るので購入を検討しようかな(笑)

No title

ari*eoj* さん
TOA150.性能は文句のつけようがありません。それは600倍が出せることでハッキリとしました。非常識な高性能ぶりです。しかし、口径という超えがたい壁があるのもまた事実です。屈折特有の、安定したハイコントラストな像をお求めなら、ちょっと無理してもいいと思いますが・・・。完全にマニアの世界ですね。

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