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画像処理四苦八苦・・・M52付近の散光星雲群

先週に撮影した複数の画像素材の処理を進めるはずでしたが、今週(昨夜までに)はこの一枚で終わってしまいました。まだ試行錯誤中なので完成形ではありません。しかし、一つの対象にずっとこだわるのは、総合的に画像処理技術を身につけたい現在の自分の状況からも好ましくないと思いました。違う対象には違う課題があり、それらを克服していく過程で処理技術の幅が上がると思うのです。・・・・まあ、一つの対象を一週間も見続ければ飽きてくるし楽しくない・・・ってのが本音ですが・・・
 

「カシオペア座 M52付近の散光星雲群」
2013年12月5日 2:43~
タカハシ:FS60CB + RDC0.72× (f 255mm/F4.2)
キャノン:EOS60Da(ISO 1600)
露出:420sec×9枚
ビクセン:AXD赤道義 
ガイド:タカハシ miniBORG50 + ワテック WAT-902H2 ULTIMATE  アドバンスユニットによるビデオ(オート)ガイド
撮影場所:長野県佐久市 春日
画像処理
Photoshop CS6
RAP2
ステライメージVer 7
 
この付近。特に「クワガタ」と呼ばれる sh2-157 という散光星雲は、思いのほか淡く。コントラストをあげて持ち上げるのに想像以上に試行錯誤いたしました。まずは最初に処理した画像。
 

天の川に潜んでる対象なので、強調処理を加えると星が全体的にうるさくなってしまいます。RUKUさんに紹介された、よっちゃんさんのビデオ解説(http://ml29050.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-fb94.html よっちゃんさん。分かりやすいビデオ解説ありがとうございます。)による「輝度マスク」を使って星の太りを抑えてレベル補正でコントラストを詰めていったのですが、クワガタは言うことを聞いてくれず、最後は力技でコントラストや明るさ色彩をいじって浮き上がらせたら、カラーバランスが崩れノイズの多いガタガタの画像になってしまいました。
 
そこで・・・
 

「星雲マスク」処理の必要性を感じ、WEBで調べて「ほんまか」さんの方法(http://honmaka.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/112-b9b9.html)をまずは試してみました。こちらの方法では特に赤い星雲を選択してマスクを作る方法なので、赤い星雲のコントラストは上がったと思うのですが、北部に広がるカラフルな領域が殺されてしまったようです。そこで、ほんまかさんのマスクの色選択の設定を変えて、単純に白黒画像の星雲が存在している部分のコントラストが上がるように各色を調整して作ったマスクで処理したのが一番上の画像です。
 
星雲のコントラスト、色もまだまだという感じですが、一番の不満は「バックグラウンド」。一般に「ニュートラルグレー」にそろえるのがいいのですが、どうしても自分の視覚に頼る部分が大きいので色調に安定感がありません。どの段階でどのように調整したらよいのか・・・
 
試行錯誤は続きます。
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コメント

No title

こもロハスさん こんにちは。
このM52付近の領域はとても難易度が高く私もまともに処理できたことがありません。この画像を拝見すると輝度差の大きなバブルとクワガタをとてもバランス良く表現していますし、北部の淡い星雲や暗黒帯もコントラスト良く処理されていて、こもロハスさんの処理の的確性が感じられました。確かに星の多い領域で星雲が星に埋もれがちになりますがそれを感じさせない仕上がりだと思います。
少し注文を付けさせていただきますとカラーバランスがブルー側に偏っているように思います。この辺りはヒストグラムを見ながら微調整されると更に完成度が上がるかと感じました。
何れにしても無理を感じさせないバランス良い画像だと思いました。

No title

RUKUさん

早速のコメントありがとうございます。おっしゃるとおり、自分の処理はブルー~マゼンダよりになってしまうのがクセでもあり、悩みです。赤の部分を上げようと少し強調すると、バックグラウンドも赤味がかかります。それでブルーをシャドウ部分のみに入れるんですが、そうすると、このようなカラーバランスが崩れたこのような画像になってしまいます。

それにしても、この領域は想像をはるかに上回る難易度でした。コンポジット枚数をもう少し増やすなり、処理以前の工夫が必要かな・・・と思いました。

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